茶室2017.10.29 05:56国宝待庵(たいあん) 京都府乙訓郡大山崎町 妙喜庵内 天正10年 利休作 二畳 炉は隅炉 床の間は土壁で塗り回された室床 下地窓と連子窓 天井は竿縁天井と掛込天井如庵(じょあん) 建仁寺⇒愛知県犬山市有楽苑に移築 織田有楽(信長の弟)作 二畳半 炉は向切 台目下座床 竹を詰め打ち...
茶事2017.10.26 12:52風炉(5~10月頃)待合⇒迎付⇒席入⇒懐石⇒初炭⇒菓子⇒中立ち⇒濃茶⇒後炭⇒薄茶炉(11~4月頃)待合⇒迎付⇒席入⇒初炭(席を暖める)⇒懐石⇒菓子⇒中立ち⇒濃茶⇒後炭⇒薄茶茶事は、正午の茶事、朝茶事、夜噺の茶事、口切りの茶事などがある。菓子について初座の懐石のあとの菓子では主菓子...
懐石2017.10.26 11:12懐石とは、茶事の中で客に出す料理のこと。「懐石は一汁三菜を過ぎないこと」と言われる。一汁三菜…味噌汁、向付、煮物、焼き物三種最初の膳[器:折敷。黒塗りが基本の四角い膳] 飯椀…炊き立てのやわらかいもの 汁椀…みそ仕立てで、季節の野菜や豆腐などの精進物の実 向付…魚のお造り。和え物...
中国と日本の茶の歴史2017.10.26 10:54茶の木の原産地 インドのアッサム地方 中国雲南省・四川省 あたり2000年以上前 団茶 茶の葉を蒸して固めたもの唐(618-907) 喫茶が流行。760年頃、陸羽が「茶経」を記す。この頃は団茶。遣唐使が日本へ持ち帰る。 日本では季御読経という仏教行事で、引茶が飲まれた。奈良から平...
茶人2017.10.25 14:51師弟、主従関係を中心に。時代はまあまあ大体。室町時代足利義政…禅僧などと交流しながら茶を楽しむ。能阿弥の紹介で珠光を招く。珠光…室町時代中期の茶人。一休宗純のもとで修業。唐物の茶道具が主だった時代に、日本の備前焼(岡山)や信楽焼(滋賀)などの焼物をとりあげる。のちの侘茶の考えに共...
四規2017.10.25 12:53和敬清寂和 お互いが仲良くするということ。 茶席では、亭主と客が一椀の茶を介して、一座建立するようにつとめます。敬 お互いが相手を敬う心。清 茶席に入る前には、身だしなみを整え、手水鉢で手を洗い、口をすすぎます。 外見だけでなく、心も清めるということです。寂 静かで何事にも乱され...
利休七則2017.10.25 12:28茶は服(ふく)のよきように、炭(すみ)は湯の沸(わ)くように、夏は涼(すず)しく冬は暖(あたた)かに、花は野にあるように、刻限は早めに、降(ふ)らずとも雨の用意、相客(あいきゃく)に心せよ。茶は服のよきように …茶は客が飲みやすいように考え、おいしく点てること。「服」は「飲む」と...